フォアハンドストローク

研究員であるナショナルコーチ達が日本のトップ選手を強化する活動の中で発案したメニューを中心に紹介するコーナーです。

17:井本研究員の“フォアハンドの軸足”

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テニスに限らず、ゴルフや野球など道具を使ってボールを飛ばす競技において、正確な打点を確保する為の足の着く位置と方向、大腿四頭筋・中臀筋・ハムストリングを使う為の適切な股関節周りの状態は大変重要です。

瞬時にブレーキをかけてバランスをとれることが、よりダイナミックな動きの中で正確に打つ為に必要不可欠です。

そこでボールを打つ前(ラリーの合間でも効果があります)に、軸足(今回はフォアハンドのオープンスタンスなので、右利きの方は右足)を地面にセットする際、股関節を使って臀筋やハムストリングを使ってブレーキをかけて、更にボールを打つ時に大腿筋を合わせたトリプルエクステンションが使えるように、トレーニングで刺激を入れます。
写真1
軸足が地面に着いた時、右腰-右膝-右足首が直線上に並んでいる。この直線は必ずしも地面に垂直である必要はなく、打ち込みに行く時は打球方向に傾きます。
写真2
膝は足首の真上を超えると、臀筋とハムストリングを使って地面を蹴ることが難しくなります。
そこで臀筋とハムストリングに刺激を入れて、軸足の適切なセットの形を段階的に覚えていきます。
写真3
段階的には、動きのない固定された状態から、徐々に動きのある状態、更に実際のフォアハンドに近づけていきます。
写真4
実際にボールを打つ時に、最初は意識をしながら正しい動きを身体に覚えこませて、徐々に無意識で出来る様にしていきます。

注意点としては、打球時に必ずトリプルエクステンションを使わなければならないのではなく、ボールをコントロールする事がテニスでは最も大切なので、比較的余裕がある時は足からのパワーを使ってボールを飛ばし、余裕のない時は身体を安定させて正確にボールを捉える事に集中します。

トッププロもアップの中に取り入れているトレーニング。是非一度お試し頂き、効果を実感してみて下さい。m(_ _)m

今よりもっと楽しく!みんラボ研究員 井本研究員の“フォアハンドの軸足”でした^_^