戦術練習

研究員であるナショナルコーチ達が日本のトップ選手を強化する活動の中で発案したメニューを中心に紹介するコーナーです。

03:クロスコートからストレート展開のセオリー練習

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セオリー練習パート2
練習メニュー:クロスコートを上手く使ってストレートへ展開練習

ルール
クロスラリーで黄色いコーンより深いエリアに入れる

赤いコーンの外側を通る軌道のボールを入れる

薄い黄色いコーンよりサイドのエリアにストレートショットを入れるという順番で3球を連続させる

写真1
写真1:濃い黄色いコーンは深いボールの目印、赤いコーンは角度をつけるボールの目印、薄い黄色いコーンはストレートショットの目印
目的
最も安全なクロスコートを上手く使って、リスクの少ない形(大きなオープンコートを作ってからストレート)でストレートへ展開することが目的。
そのために、クロスの深いボールで相手を後方へ下げ→角度あるボールでコートのサイドに追い出す→大きく空いたストレートにストレートショットという3球を使った攻撃パターンを覚えること。

重要なポイント
相手を後方へ下げずに先に角度をつけると、相手に斜め前に入られてボールを打たれる危険性がある。その場合、より角度をつけかえされるか、もしくはストレート側に展開される可能性が高くなる。
そのリスクを減らすために、深いクロスで相手のポジションを後方へ下げることが、非常に重要である。”リターンポジションとサーブポジションによる移動距離の変化”で実験したように、後方に下がれば下がるほど、角度をつけられた時の移動距離が大きくなる。このことから分かるように、下げることで角度あるショットを打つことの効果が上がるのである。
また、相手を後方へ下げるということは、相手のストレートショットが来る確率を下げることになるため、打った方の選手はより前方の攻撃的ポジションを取ることができ、角度をつけやすくなるのである。

チェックポイントとしては
  1. 相手より先に深いエリアにボールがコントロールできているか?
  2. 深いエリアに入った時にポジションを前に移動できているか?
  3. 相手を下げた後に角度をつくボールを打てているか?
  4. 早いタイミングで(打点を落とさず)ストレートショットが打てているか?
  5. 3球セットで(計画的)使えているか?
やはり、できることなら安全な上に、自分が主導権を握って相手を動かしたいものです^_^
そのためにもこの練習でクロスコートを効率的に使ってからストレートに展開するパターンを覚えてください。

今よりもっと楽しく、みんラボ研究員駒田政史の練習メニューでした^_^