戦術練習

研究員であるナショナルコーチ達が日本のトップ選手を強化する活動の中で発案したメニューを中心に紹介するコーナーです。

06:クロスラリーからストレートへの展開練習(バックハンドスライス編)

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練習メニュー
クロスラリーからストレートへの展開(コントロール重視)

ルール
写真1のようにストレート側にエリアをつくり、ストレート側はこのエリア以外はアウトとする。
クロスラリーからスタート。サービスラインより手前はアウトとするため、深いクロスボールを打つ必要がある。お互いに好きな時に展開して良いが、ストレート側は難度が高くリスクが高いため、簡単には展開できない状況である。その代わり、ストレートエリアに入った場合は2ポイントGETとする。
このルールで11ポイント先取で行うとちょうど良い。

写真1
写真1:写真1.ストレート側にコーンを置いてエリアを作ったコート

目的
  1. テニスの基本であるクロスコートへの深いボールを打つこと
  2. 甘いボールまたは、自分の打ちやすいボールを選んでストレートにうつ判断を正しくすること
  3. ストレートを正確に打つこと
重要なポイント
レベルによってストレート側のエリアの大きさを変えること。
→簡単に成功できるエリアもダメだが、難しい過ぎると展開した方が自滅してしまい、ただのクロスラリーになってしまうため、丁度よい大きさを探してください(今回の練習では、ラケット1.5本で行う丁度良かったですと)

クロスボールが甘いと相手のストレートへのチャンスが増えるため、クロスにクオリティーの高いボールを打ちたい。
また、自分のクロスボールのクオリティーが高い場合、相手の甘いボールが来やすく、自分が展開するチャンスが増えるはずである。
チェックポイントとしては
  1. 相手より多く展開できること。
  2. 無理して展開し過ぎて自滅していないか(クロスかストレートの正確な判断)の確認。
  3. ストレートに展開した回数に対して何回成功しているか確認。
ドライブとの違い
スライスは滞空時間が長いこと、バウンドが低いこと、リーチが広いことの3点からディフェンスにも非常に有効です。

また、ボールのペースやバウンドの高さを変えるのにも有効なため、攻撃のきっかけにもなるショットですので、是非ミスをしないことによりこだわって練習してみてください。

深いスライスを覚えたら、今度は浅いスライスを覚えるとさらに相手の打点やポジションを揺さぶることができます。
やはり、スライスでも自分が主導権を握って相手を動かしたいものです^_^

今よりもっと楽しく、みんラボ研究員駒田政史の練習メニューでした^_^