01:重要!ストロークポジションによる打つコースの基本

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重要!!セオリー習得練習
練習メニュー
ストロークポジションによる打つコースの基本

ルール:サービスボックスを使いスローボールでプレーする。

センターラインとサイドラインの中間にコーンを置き、コーンより内側のポジションをポジションA(写真1)、コーンとサイドラインの間のポジションをポジションB(写真2)、サイドラインより外側をポジションC(写真3)と3つのポジションに分けます。
写真1
写真1:コーンより内側(ポジションA)に構える二宮真琴プロ

写真2
写真2:コーンとサイドラインの間(ポジションB)に構える二宮真琴プロ

写真3
写真3:サイドラインの外側(ポジションC)に構える二宮真琴プロ

選手はクロスストロークからラリーをスタート。
ポジションAからはストレートに展開、ポジションBとポジションCからはクロスに返球を基本とするが、相手がポジションCからの返球の時だけ、ポジションBからはストレート、ポジションCからはクロスに打たなくてはならない。
どういう事か説明すると、サイドラインより外側からストレート側へは物理的に入りにくいため(写真4)、ポジションCからはストレート禁止。そうなると、ポジションCからの返球で最も効率的なのは、相手をサイドラインの外側に追い出し、今の自分と同じシチュエーションを相手に与えること(エラーなく相手の攻撃も防ぐ)であるため、ポジションCからは角度のあるショットを狙うことが基本となる。
以前みんラボで行った実験 『リターンポジションとサーブポジションによる移動距離の変化』をみて分かる通り、クロスショットに対してはポジションが後ろになるほどサイドに大きく動かされる。
このことからも、できることならポジションCからの相手の返球に対しては、ポジションを前に入り込んで、相手の返球がサイドに切れる前のポジションBで打つことが有効である。なぜなら、ポジションBで打てた場合、相手をサイドラインの外側に追い出した後にオープンコートであるストレートに打てるからである。ポジションを前に入ることで、自分がポジションBで打てるだけでなく、相手の戻る時間も奪うことができるので、さらにチャンスは大きくなる。
また、ポジションAからはストレートに展開しても次のポジションまでの移動距離が短いため、ストレートへ展開することで、自分の移動距離より長い距離を相手に動かすことができるという基本をルールにしている練習メニューなのである。
写真4
写真4:ポジションC(ダブルスライン上)でインパクトして赤いコーンより外側のストレートに狙った場合、黄色いラインより外側がボールの落ちてよいエリアとなる。

写真5
写真5:ポジションBでインパクトして赤いコーンより外側のストレートに狙った場合、黄色いラインより外側がボールの落ちてよいエリアとなる。写真4のエリアより随分エリアが広くなっていることが分かる。

写真6
写真6:ポジションA(センターライン上)でインパクトして赤いコーンより外側のストレートに狙った場合、黄色いラインより外側がボールの落ちてよいエリアとなる。写真5のエリアよりさらにエリアが広くなっていることが分かる。

写真4、写真5、写真6を見て分かるように、打つポジションによって同じコースを狙っても難易度が変化することがわかる。また、この他にも理解しておかなくてはならないのは、ストレート側はネットが高く、距離が短いという物理的に入りにくい要素が揃っていることである。
さらに最も重要なことは、自分がボールを打った瞬間から相手がボールを打つ瞬間までが、自分の持っているポジション移動の時間であるため、自分が打ったボールに対するポジションは、打った場所から近い方が効率的である。
そう考えると、ポジションCからストレート側にボールを打った場合、次のポジションへの移動距離が長くなってしまい、エース、もしくは相手にミスをさせるほど追い込めるショットじゃない限り、クロスのカウンターショットを食らってしまうのである。しかも、相手からすれば、最もリスクのないクロスコート(距離が長く、ネットが低く、打った後のポジションが近い)にボールをコントロールするだけでウイナーが取れるのである。
チェックポイント
  1. 打った後のポジションは正しいか?相手が打つまでの間に動けているか?
  2. ポジションCから角度を取り返せているか?
  3. 相手がポジションCから返球してくるときにポジションを前にとって、ポジションBで打つことができているか?
  4. クロスステッチ、サイドステップを上手く使えているか?
アドバイス
このセオリーが理解できている選手は、自分ができるだけセオリーでプレーをして、数少ないセオリー無視を成功させることで、あたかも、全てのコースにプレーできるかのように印象付けることができる。その結果、相手に無理をさせて(セオリー無視)ミスをさせるというゲームの”やり取り”が上手くできるはずである。
ここまで分かってプレーできたら本当に楽しいですよね^_^

このやり取りの話を書くと、どれだけ書いても足りないので、これ位でとどめておきます。

興味のある方は、どこかで会った時に話しかけてみてくださいね^_^

今よりもっと楽しく、みんラボ研究員駒田政史の練習メニューでした^_^