体幹スタビリティトレーニング
今回は、体幹のトレーニングについて紹介をしていきます。
「ブレない体幹を作るために、トレーニングが重要だ!」と言うことを練習やレッスンの中で聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
近年、テニスの中でも体幹のトレーニングの重要性がクローズアップされ、実際に毎日の練習の中でも取り組まれる機会が増えてきています。
私がトレーニングに行かせていただいているところでも、体幹トレーニングは必須です!
今回はその中でも、体幹の安定性を高めるために行うスタビリティトレーニングについて説明をしていきます。
プランクエクササイズとも言われているこのトレーニング。「プランク」とは英語で「厚い板」の意味があり、まさに体幹を「板」のように固定して行うエクササイズです。
なぜ体幹の安定性が重要なのかを理解するためには、回転している駒を思い浮かべていただくと良いと思います。
写真のように軸が地面に対して垂直に真っすぐ安定していれば、駒は回転を続けることができます。
しかし、軸が左右に傾いてしまうと安定性が失われ、スムーズな回転運動を続けることが難しくなります。
これは人の身体でも同じことが言え、体幹部分が真っすぐに安定していれば、下半身からの運動を「でんでん太鼓」のように上半身へと伝えていくことができ、最終的に腕は加速されます。
しかし、体幹部分が安定せず左右に傾いた状態では、下半身からのエネルギーが体幹部分で分散してしまいスムーズに腕を加速していくことはできません。
ストローク動作の中でも、体幹が真っすぐに安定してこそ下半身からのエネルギーを効率よく上半身へと伝えることができ、効率的にラケットヘッドを加速することができます。
是非、普段の練習の中にトレーニングを取り入れ、安定した体幹を獲得しましょう!!
今回は体幹の安定性を高めるトレーニングについて紹介をさせてもらいました。
次回は体幹の動き、可動性を高めるトレーニングについて説明をしていきたいと思います!
フィジカルトレーナー横山正吾でした!