上達速度を早める重要な要素

今回は上達速度を早める重要な要素である、“より負荷の高いラリー練習”を紹介します。

同じ時間練習をするなら、より上達の早い練習をしたいものです。
そのためには、いつも自分に新しい負荷(刺激)をかけ続けなくてはなりません。
同じ刺激は身体が慣れてしまい、練習効果が期待できないからです。
例を挙げると、同じ重さで、同じ回数のウェイトトレーニングをしても、ある一定の筋力からは上がらなくなるのと同じ現象です。

ただ、テニスの練習で難しいのが、【ミスをしない】と【よりクオリティを高く】を同時に求めなくてはならないことです。
よく見かける練習風景を想像してみてください。

  1. ミスをしないことを気にしすぎて、スイング速度が遅くなり、ボールとペースが遅くなり、動きが遅くなるつなぎ合い。
  2. お互いがボールのスピードを出すことばかりに執着するあまり、非現実的なスピードとペースでミスだらけのラリー。

どちらも、私も経験済みです^^;
1.はローテンションの退屈なラリー、2.は興奮し過ぎのラリーです。

私がこの2つをバランスよく意識して上手く練習できるようになったのは、ジムレーヤーのメンタルタフネスという本を読んだことがきっかけでした。
心拍数をコントロールして集中力を上げることにチャレンジしていたところ、自分の心地良い興奮度が心拍数でコントロールできるようになり、自然とミスをしないで、よりクオリティの高いボールを打つ感覚が理解できました。

今回の映像では非常に能力の高い加藤未唯プロに見本をしてもらったため、かなり前後の動きも大きく早く、ボールのスピードも速く行っていますが、大切なのはそれぞれの選手にできるミスを減らす努力をしながら最大の刺激を入れることです!これはレベルによってボールのスピードや動きのスピードが随分違うことを意味していますので、くれぐれも無理し過ぎないで下さいm(_ _)m

ここでは、加藤未唯プロの打っている姿を見て、負荷のかけ方のイメージをつかんで頂きたいと思います。
また、時間のない中でおくれないような能力を開発するための練習メニューを紹介しますので、是非参考にして下さい。

※反応~テイクバック~インパクト~ポジション取りまでを素早く行うためのメニューも参考にして下さい

タイムプレッシャーをかけた練習メニュー紹介

今よりもっと楽しく、みんラボ研究員駒田政史の上達速度を早める重要な要素である“より負荷の高いラリー練習”紹介でした^_^

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