井本研究員のサーブ時のレッグドライブについて
右利きのサーブにおいて、トロフィーポーズ時に右足に体重がしっかりと残っている事が大切になります。 トロフィーポーズ時にチェックする項目は3点です。
- 右足に体重が乗っている
- 右腰(ヒップ)が左腰より低い位置
- 肩のラインと腰のラインに30度の捻り
1に関しては、トロフィーポーズ時に右足に体重が残っていると、脚で地面を蹴った際に右腰が左腰の上にあがる(ヒップオーバーヒップ)が起こり、その結果ショルダーオーバーショルダーが起こります。
3はヒッティングポイントから肩の距離(もしくはラケット)を長く取り、ラケットが十分に加速できる様にする為です。
以下は、右足に体重が乗り、捻りを作る為のエクササイズですが、WTAのトーナメントトレーナーが推奨していたものを紹介させて頂きます。
- ネットに正対する
- 右足を後方につき上体を捻る
- 右手に持ったラケットのヘッドを左足踵に近づける
このエクササイズで得た感覚を残し、すぐに本来のフォームに取り入れてサーブを打ってみて下さい。
地面からの力が運動連鎖によってラケットに伝わって、これまでよりも速いラケットヘッドスピードを体感して頂けるかと思います。m(_ _)m
今よりもっと楽しく!みんラボ研究員井本善友の“サーブ時のレッグドライブについて”でした。